A.C.シエナ情報ブログ “今日のSIENA”

7年目のセリエA、正念場。

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ACシエナ観戦記 (04-05 / Giornata 31゜-32゜)  ~41~

前回は圧倒的な存在感を誇るコロッセオを見て思うことでした。

すでに夕暮れが迫っており、パラティーノの丘には入場できず、その周りに沿って西南に歩いていくと古代の闘技場の名残だというチルコ・マッシモに出ます。

今は荒れ野原のチルコ・マッシモを北西に進んでいくと、テヴェレ川に出ます。このテヴェレ川に沿ってさらに北西へずんずん歩いていくと、今まさに新ローマ法王選出のコンクラーヴェが行われているヴァチカン市国へと辿り着きます。

以前から容態を悪くされていた、ヨハネ・パウロ2世さまが出発直前にご逝去され、旅程が全面的に変更になった・・・という経緯を持つこの旅行ですが、そのおかげでコンクラーヴェ期間中のローマという非常に貴重な時期にここを訪れることが出来ました。
世界中からヨハネ・パウロ2世の弔いのために人々がやってきて、祈りや花を捧げている姿がニュースにもなっていましたね。ヴァチカン市国周辺はさぞかし沈痛なムードなのだろうな、と想像しながら私は歩いていました。

途中、がらんごろん、がらんごろんと、とても大きな鐘の音が鳴り響きました。私は勘が鈍いので何の鐘じゃ?時報か?と首を捻りながら聞いていました。
ヴァチカン市国が近づくにつれ、なぜかそこへ向かう人ではなくそこから帰ってくる人の方が多くなってきます。それでも私は事態が飲み込めません。

30分ぐらい歩いたでしょうか、ヴァチカン市国の入り口のサン・ピエトロ広場へと到着すると、何だか想像していたのとだいぶムードが違います。

大勢の人でごった返しているのですが(きっと2,3万人はいたのではないでしょうか)輪になって歌い踊る人々、時折巻き起こる拍手など、なんだか嬉しそうな雰囲気。歌が終わると、彼らは
「ベーネディクト!(ちゃちゃっちゃちゃっちゃ)
ベーネディクト!(ちゃちゃっちゃちゃっちゃ)」

と、日本代表で言うところの「やなーぎさーわ」のリズムでコールを始めました。なんか変だなと思って携帯でニュースをチェックすると、そこには

「新ローマ法王決定!ベネディクト16世」

と書かれていました。たった今しがたコンクラーヴェが終わり、新法王が決定したところだったのです!ここへ来る道中で聞いたあの鐘が、おそらく新法王の誕生を知らせる鐘だったのでしょう。

人々の歌や拍手は新法王を祝福するためのものでした。決定の瞬間には立ち会えませんでしたが、歴史的な瞬間を同じローマで体験することができました。何というか、運命というものを感じた瞬間でした。

その後はヴァチカン市国から帰っていく人のために交通機関がパンク、結局またホテルまで歩いて帰ることになりました。帰り道でローマのメインストリート、コルソ通りなんかを歩きました。ここはデパートやブティックなんかがあって、お土産を買うにも良さそうです。明日は試合の始まる夜まで、ここでお買い物でもしてみましょう。

歩くことまた1時間強、ようやくホテルに辿り着きました。今日1日で何キロぐらい歩いたのでしょうか。疲れました。

続き はまた次回!
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