A.C.シエナ情報ブログ “今日のSIENA”

7年目のセリエA、正念場。

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ACシエナ観戦記 (04-05 / Giornata 31゜-32゜)  ~44~

前回は試合開始直前のスタジアムで、数万人のロマニスタに囲まれてちょこんと存在するほんの数百人のセネーゼたちの一角についてでした。

グラウンドではすでに両チームの選手たちがアップを始めています。

こちらのサイドではホームのローマの選手たちがアップをしていました。遠くて見分けがつかないのですが、トッティ、モンテッラ、デロッシといったローマの誇るタレントたちがそこにいます。

まずは軽いランニングと跳躍など、体の慣らしから。これを見て驚いたのですが、信じられないほど肉体の動きが滑らか

普通走っていても歩いていても、人間の頭というのは上下に弾むように高さがぶれますが、それがありません。ローマの選手たちはすうーっと同じ高さで頭(というか上体)が移動していきます。これがとても美しくて、歩いているだけで入念に整備された肉体であることを感じさせます。

ローマはユース世代の育成で定評がありますが、トレーナーのレベルは相当高いのではないでしょうか。シュート練習が始まり、おそらくトッティらアタッカー陣3名ほどがキーパーのクルチの守るゴールへボールを蹴り始めたのですが、これもすごいボールが飛んでいました。いいシュートがあると、ゴール裏のロマニスタから一斉に拍手が巻き起こります。

ロマニスタはよく拍手をします。試合中も、ゴールに結びつかなくてもいい攻撃を見せたときなどは、惜しみなく拍手を贈り、チームにその調子だと伝えていました。逆にひどいミスパスなんかにはすぐにブーイング。そのタイミングが絶妙で、ファンの1人1人がサッカーをよく知ってるなーと感心させられました。

アップが終わり、選手たちが一旦控え室に戻ると応援の熱はさらに高まります。
「ドォン!!」という轟音がして私は思わずビクリとしてしまいました。オリンピコ名物、発炎筒です。ついに生で体験することができました。
硬直している私を見て、さっきのカップルの彼がニタニタしています。私も照れ笑いで応えます。

この試合のちょうど一週間前に行われた欧州チャンピオンズリーグでのインテル×ミランのミラノダービーで、インテリスタが発炎筒を数十本ピッチに投げ入れて没収試合になったという事件を受け、観客がピッチに発煙筒を投げ込んだチームは、即0-3の敗北に処すという規則が決定されていました。しかし、投げ込まずに爆発させる分にはセーフです。

選手たちがピッチに姿を現すと同時に、あの“Roma Roma”が流れ始めます。実は私はこのRoma Romaを一度生で聞くというのが夢でした(あとはリヴァプールの“You'll Never Walk Alone”ですね)。
会場に流れるテープにあわせて響き渡る、数万人のロマニスタたちのRoma Romaの大合唱。感動的です。
サビの「♪Roma Roma Roma~」のところで完全に気持ちを持っていかれてしまって、どこを応援しに来たのか分からなくなってしまいます。感動で胸がいっぱいになっているうちに、気がつくと試合が始まっています。私は慌ててボールの行方を目で追いました。

続きはまた次回!
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