A.C.シエナ情報ブログ “今日のSIENA”

7年目のセリエA、正念場。

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ACシエナ観戦記 (04-05 / Giornata 31゜-32゜)  ~17~

前回前々回に引き続き、「ソーニョ・シエナ」の思い出についてでした。

店を出た私は、次はカンポ広場プッブリコ宮を目指しました。
プッブリコ宮は13世紀ごろ町の統治者のために建てられた宮殿で、今でも市庁舎や美術館として使用されています。このように、シエナは町全体を作り変えることなく、中世の形のまま実用しています。これはフィレンツェやローマと比べても特殊なことです。

私はここの市立美術館(ムゼーオ・チヴィコ)に入ることにしました。
この時先ほどの買い物のせいで、手持ちが確か10ユーロかそこら。その中から入場料の7ユーロを支払います。残り3ユーロ。ピンチ。

この美術館はルネッサンス期のシエナ派絵画のコレクションによって知られていますが、それだけでなく現代美術の展示コーナーなども催されています。
本当に「市営美術館」なのです。

目玉のシエナ派絵画群を見る前に、そちらのコーナーを先に覗いて見ます。この日催されていたのは、前衛的なオブジェの展示と、かわいらしい絵本の展示。どちらもなかなか面白いものでした。ちなみにここだけ見るなら無料でした。

そして本題のシエナ絵画の展示場へと上がっていきます。このプッブリコ宮の2階と3階がそれらの展示場になっています。

ここは絵画の展示場と言うより、当時の宮殿の姿をそのまま残してあって、そこに絵画群もそのまま飾られている、といった様式になっています。本当に中世の宮殿を歩いているような気分。

シエナ派というのはあまり聞いたことがありませんが、当時はフィレンツェ派と並び賞される絵画の一大派閥だったそうで、作品の質は決して引けをとることはありません。
私の感想では、やはりシエナらしい温かみ、素朴さが強く感じられました。それを野暮ったいという言い方もできるかもしれませんが。

天使たちに囲まれる聖母を描いた「荘厳の聖母(マエスタ)」、支配者の善政と悪政の結果をそれぞれ寓意的に描いた「善政の効果(エフェッティ・デル・ブオン・ゴヴェルノ)」、「悪性の効果(エフェッティ・デル・マル・ゴヴェルノ)」などの巨大なフレスコ画たちは圧巻の一言です。
精緻に描かれたフィレンツェのものとは異なりますが、温かみに溢れたタッチは見るものを包み込むような優しさを感じました。

まあ、要は「フィレンツェもいいけど、シエナもね!」と言いたいだけです。どうもすいません。

外にもドゥオーモ国立美術館など見所はたくさんありますが、今回の旅ではこの市立美術館しか入れず、あとは外から眺めることしか出来なかったのが心残りです。次にシエナに行く時は必ず見に行こう。

この時時刻は2時半ごろ。6時のキックオフにはまだまだ試合には余裕があるなと思ったら、どうも様子がおかしい。念のためスタジアムの方へ近づくと、まだ距離があるのにすでに大歓声が聞こえます。

おかしいなと思ってインターネット(今流行の3G携帯でした・料金は激高なのでご注意を)で試合の速報サイトを確認すると、「午後3時キックオフ」と書いてあります。えっ!あと30分!

実はチケットに書いてある開始時刻を見て6時からと思いこんでいたのですが、それは日程が変更になる以前の時刻で、水曜から日曜のゲームになった時点でセリエAのお決まりの3時開始に戻っていたのです。

大丈夫、まだ間に合います。私は急いで会場へと走り出しました。

続きはまた次回!
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