A.C.シエナ情報ブログ “今日のSIENA”

7年目のセリエA、正念場。

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ACシエナ観戦記 (04-05 / Giornata 31゜-32゜)  ~21~

前回はいよいよ始まる試合を前に興奮の高まっていくスタジアムの様子でした。

アップを終えた選手たちがベンチへと下がっていくと、両ティフォージのコールはさらにヒートアップして行きます。
とにかくミラニスタが熱狂し、ものすごいパワーを発散するので、私はそれに圧倒されてスタジアム全体のことが全く見えません。セネーゼが何をやっているかなど何も分かりませんでした。ただひたすら周りを取り囲むミラニスタたちに、この人たちは何なんだと呆気に取られるばかりです。

ミラニスタは試合前から「勝ったも同然」という気分でいます。そりゃあ世界に名だたるACミランが、こんな田舎スタジアムまで来てリーグで下から2番目のクラブとやるのですから、そう思うのも当然なのですが。

私は内心「こいつらチョーシ乗りやがって、こんちくしょう」と歯がゆい思いを抱きながら、それを顔に出すわけには行かないので、曖昧な微笑を湛えています。
この時は自分が日本人であることに感謝しました。もし彼らと同じイタリア人が1人だけ歌いも騒ぎもせずにニヤニヤしていたら、お前はどういうつもりだ?と周りから吊るし上げられることでしょう。ここにはそういう雰囲気があります。

テレビなどでよくスタンドから聞こえてくる
「♪ミ~ラ~ン、ミ~ラ~ン
の歌声がどこからともなく始まります。皆が肩を組んで飛び跳ねながら(繰り返しますがスタンドはただの鉄骨を組んだだけのものです)それを歌う中、私は何となく歌に合わせて体を揺する程度。

次に
エイ!エイ!キーノンサルタゥンビアンコネーロ
のコールが始まります。これは「ヘイ!ヘイ!跳ばないやつはビアンコネロ(白と黒=シエナを指す)の野郎だ!」という意味で、“ビアンコネロ”の部分は自分たちじゃなくてその時々の相手の名前が入ります。このコールに合わせてみんなが飛び跳ねて、俺たちゃみんなミラニスタだ!と再確認する訳です。ストレートに俺たちゃミラニスタ!と言わないこのコールは、イタリアらしくてお洒落だなと思うものの一つです。

それはそれとして、ここでも私は飛び跳ねません。なぜなら私はビアンコネロだからです。

突然スタジアムのあちこちから歓声が挙がり始めます。何だ何だ?とピッチに目をやるといよいよ選手たちが入場を始めています!いよいよ試合開始です!

次回はいよいよキックオフです!
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