A.C.シエナ情報ブログ “今日のSIENA”

7年目のセリエA、正念場。

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ACシエナ観戦記 (04-05 / Giornata 31゜-32゜)  ~48~

前回は集中の無いプレーに終始するトッティを見て思うことでした。

間もなくして後半開始。

この時点では両チームともに選手の入れ替えはありません。攻めるサイドが替わってこちら側がシエナゴールになり、ゲームが少し近くで行われるようになります。ただ、私のいる場所はスタンドのかなり高い位置で、選手の見分けはどうにも定かではありません。

遠めで見ていると、ローマの選手たちはどうも誰が誰だかはっきりしません。ボールを持つと全体が一斉に走り出し、ボールを交換しながらシエナゴールへとあっというまに押し寄せてきます。その統制の取れた様は流石と言うしかありませんが、その中で他の選手との「違い」を見せつけられる選手がいません。ローマの選手たちは素行は札付きの不良ばかりですが、プレーの方では没個性な優等生たち、という気もします。それはトッティも含めて、ということです。

そんな中、両チームの中で1人だけはっきり見分けがつくのは、やはりこの男、イゴール・テュドルでした。

身長193cmの大男は、常にゲームの中心にいて、攻撃でも守備でも圧倒的な存在感を放っていました。
時折ドリブルで持ち上がって、マッカローネへぽーん、と浮き球のパスを入れたりするのですが、その時の優雅さといったらありません。どうしてユヴェントスで使ってもらえないのかなあ・・・?と不思議でたまりませんでした(今年またシエナにいてくれるというのは、なんと心強いことでしょうか)。

とはいえ、前線がキウミエント、マッカローネではやはり点が入る気がしません。この膠着状態を見て、やっとデ=カーニオが動いてきました。

後半14分。シエナのバンディエラ(=象徴)、エンリコ・キエーザがキウミエントに替わってピッチに現れます。

そしてそのわずか1分後、シエナに先制点が生まれます・・・・・。

ローマの選手たちは、ゴールキーパーと3バック以外全員が攻撃好きです。シエナディフェンスを何とかこじ開けようと躍起になって攻めにかかっていたローマの背後には、とてつもなく広いスペースができていました。
そのぽっかり空いたスペース目掛け、ボールを奪ったシエナのカウンターが始まりました。

センターサークル手前で待ち受けていたキエーザにボールが渡ると、キエーザは振り返ってわずかにドリブルで前進し、丁寧に右サイドのアウベルトへボールを送り出します。キエーザはこれがおそらくファーストタッチだったのではないでしょうか。

このボールを受けたアウベルトは、完全にフリーで右サイドへ抜け出しました。
この瞬間、私はこの試合を通して初めてのゴールの予感を感じ、ぞおっ、と鳥肌が立ちました。

続きはまた次回!
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